EXCELで写真や図版・画像にモザイク(ぼかし)を入れる方法では、写真や画像全体にぼかしを入れる方法を紹介しました。
ここでは「画像の一部だけ」にぼかしを入れる方法について紹介します。
相手に見せられないデータなど隠すことができて便利です
少し手順は増えますが、詳細に紹介に解説していきます。
同じ画像をコピペして2つ使うことがポイント
要は、1つをモザイクなしの元画像、2つめはモザイクありの画像にすることがポイントです。
下では需要の高そうな、データ(表組み)の一部にモザイクをかけて隠す方法の手順を紹介しています。
ステップ1 コピーして2つの同じ画像を作る
ここでは、上のように表組を画像化したものを使います。EXCELで作った表を画像化して保存する方法は、以下をご参照ください。
EXCEL上でこの画像をCtrl+Cした後に、Ctrl+Vで2つにします。
そのうち使うのは、まずは上の表の画像だけです。
ステップ2 ぼかしを入れる箇所をトリミングする
画像を選んだ状態で右クリックして「トリミング」をクリックします。
四隅に枠ができるので、ドラックした状態で、ぼかす部分にターゲットを絞って縮小してい行きます。
ここでは、東京都の行をぼかすため、東京都の1行を選択しました。他の部分はグレーアウトします。
ステップ3 トリミングした部分をぼかす
画像を選択した状態で「図の形式」→「アート効果」→「ぼかし」の順番でクリックします。
上の画像のように「ぼかし」の入った東京都だけのこりました。
下の表は最初にコピーした表の画像です。
ステップ4 ぼかし画像を元画像に重ねるコツ
あとは、ぼかした画像を下の表画像の「東京都」の部分に重ねるだけです。
ですが、注意したいのは、先に作った画像よりも後に作った画像が上に表示されるというEXCELのルールです。つまり、このまま「ぼかし」画像を上に重ねようと思っても、表の下に表示されてしまうので、そのままでは見えません。
そこで、ぼかし画像を右クリックして、「最前面へ移動」をクリックします。
こうするこで、ぼかし画像を表画像の上に置くことができます。
最後は「Shiht」キーを押しながら、ぼかし画像と、表画像をクリックして2つの画像が選ばれた状態で右クリックして「グループ化」をクリックします。
グループ化の意味は、以下の記事をを参照してください。
以上で完成です。
行程が多く感じるかもしれませんが、慣れると簡単です!
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