EXCELは表計算ソフトと言われるように、用途の多くを「表作成」に使っているという人も多いでしょう。
超初心者向け! EXCELの表作成の基本 にもあるように、基本的には文字と数字を入力して格子で線をつければ、表は完成します。
ここではもうひとつ、EXCELの「テーブル」という機能を使って表を作成する方法を紹介します。
テーブル機能を使うことで、1行ごとに自動的に色分けをしてくれたり、行や列を追加したときも設定がそのまま反映されます。
行や列を増やすごとに書式やフィルター範囲をいちいち再設定し直すという手間が省けます。
また、超初心者向け! EXCELの表作成の基本 で、紹介したオートSUMを使った「合計」の出し方では、1行目の合計を出したあとに、セルの右端をダブルクリックして下の行にも反映させるというものでした。
しかし、「テーブル」で表を作っておけば1行目の合計を出すと、そのまま下の行も合計が反映されます。
つまり、より簡単に表の作成や編集ができるのが、「テーブル」という機能なのです。
使い方は、以下の通り。ただクリックすればいいだけなんですが、さっそく表を作っていましょう。
表を選択して「テーブル」をクリック
表の文字を入力したら表組みの部分をすべて選択します。
リボンの挿入タブをクリックし「テーブル」をクリック
選択されている範囲に間違いがないか確認
緑色の点線の枠に囲われた部分が表のテーブルになるので、念のため範囲が正しいか確認して「OK」をクリックすると、下のような表組みが完成します。
行を追加してみる
さらに下に福岡県を追加してみました。入力してみると、自動的に「合計」の列も数字が反映されているのがわかるでしょう。
合計の出し方
右の合計の出し方は以下のとおり。
「合計」の一番上のセルをクリックし、[ホーム]から右のほうにある[∑オートSUM]をクリックすれば、すべての行に反映されます。
なお、上の画像では [∑オートSUM] は左に寄っていますが、画像を調整して詰めているので、実際にはそうとう右端のほうですので、ご注意ください。
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[…] EXCELはもちろん、とても簡単に表からグラフを作ることができます。ここでは、EXCELの「テーブル」機能でもっと簡単に表を作成しよう の表を使ってグラフ化の手順を紹介します。 […]