雑誌や書籍、ブログなどでは、人口統計などの数字を比較する表はたいていグラフにします。
細かい数字をいちいち読ませるよりも、パッと見て分かるようにすることで、読者の負担を減らすことができます。
また、数字の並んだ表よりもグラフを入れたほうが誌面に変化がついてアクセントにもなるからです。
EXCELはもちろん、とても簡単に表からグラフを作ることができます。
ここでは、以下の表を使ってグラフ化の手順を紹介します。
グラフ化する箇所を選択
まず、グラフ化する箇所を選択します。
今回は、各都道府県の「合計」(表の一番右の列)は含みません。
表の左上の「都道府県」の部分をクリックして、
そのままクリックを離さず、
右下の福岡県の65歳以上「1425」の部分まで移動してクリックを離します。
適切なグラフを選ぶ
グラフ化する部分が選択された状態で、[挿入]タブをクリックすると
「おすすめグラフ」というのが出てきますので、そこをクリックします。
一番上が「集合縦棒」グラフです。これが一番オススメということですね。
縦軸が人口で横軸が都道府県。
さらに各都道府県の年代別の人口がそれぞれ色の異なる棒グラフで示されています。
各色がどの年代を指しているのかは、下に凡例があります。
各都道府県ごとの年齢別の人口構成や都道府県比較もしやすく、きちんと「おすすめ」の1番上にきている理由がわかります。
1つ飛ばして、3つめの「おすすめ」は、「積上げ縦棒」グラフです。
今回は、都道府県別のトータルの人口差も視覚的に強調したいので、こちらを選んでみました。
グラフタイトルを入れて完成です。
グラフに数値を入れる
グラフに数字を入れる方法です。
グラフの1つを右クリックして、「データラベルの追加」をクリックするとグラフ上に数字が入ります。
すべての年代も同じように右クリック→「データラベルの追加」して数字を入れていきましょう。
最後にテキストボックを作って「出典」を入れて完成です。
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コメント
[…] なお、表からグラフを作る基本的な手順がわからないという人は、こちらを参照してください。 […]