いますぐ仕事に使える! 特化型AIサービス5選

いまはこのAIツールだけ知っておけば大丈夫!

ChatGPTの登場以来、AIが急激に仕事にも浸透しはじめました。

でも、ChatGPT以外にもGeminiやらClaudeやらとさまざまなAIサービスが登場したり、ChatGPTにしてもすさまじい早さで機能が向上、新機能が追加されたりと、ニュースを追うだけでも大変です。

日々機能やツールが更新され、できることが多すぎて、逆に何を使えばいいのかわからないという人も多いのではないでしょうか?

AIツールを日常的に使っている人と、(以前、少し触った程度で)まったく使っていない人と2極化しています。

今、少しでも触れておかないと、この先差がついてしまうことは明らかです。

そこで、「いまはこのAIだけでも使ってほしい」というおすすめのAIツール・サービスを紹介します。

ただし、ここで紹介するのはChatGPTやGemini、Claudといった汎用型のAIではなく、1つの作業に特化した専用AIツールです。

例えば、音声の文字起こしや議事録の作成だけに特化したAIや翻訳に特化したAI、プレゼン用のパワポ資料の作成だけに特化したAIなど、自分の仕事に活用できそうなAIツールに触れ、その便利さを実感してみてください。

1文字起こし・議事録作成

ここ数年で急激に精度が向上し、手入力の煩わしさから解放。僕自身もAIの恩恵を最も実感しているのが文字起こしサービスです。何しろ、1時間の音声データでも、ほんの5分程度で自動文字起こししてくれます。

以下に自動文字起こしの紹介をしているように、たくさんの自動文字起こしのサービスがあります。

【自動文字起こし5選】2024年版-いま使うならコレ!
※このページには広告が含まれています。 たくさんのAI自動文字起こしツールがリリースされていて「どれを使えばいいのかわからない」人も多いのではないでしょうか? そこで、副業やフリーランスでも無料やお手頃価格で利用できる自動文字起こしを5つに...

ここでは、フリーランスでも手軽に使えるよう、無料(制限あり)の文字起こしAIを以下に紹介します。

●Clove note β(LINE WORKS AiNote)

Clove note β(LINE WORKS AiNote)

ご存知LINEが提供する文字起こしツールです。LINEのアカウントでログインが可能。90万人ものユーザーが利用する、いま最も使い勝手のいい自動文字起こしサービスです。

特徴は以下のとおり。
・mp3などの音声ファイルを高速で文字起こし。
・スマホアプリもあり、録音から文字起こしも可能。
・Wordやテキストファイルでエクスポート
・話者ごとに認識して表示
・1カ月600分まで無料で使用可能。

「文字起こし」もAIで劇的進化! LINE CLOVA Note編
「え? 文字起こし(もしくは議事録作成)って、自分でやってたんですか?」 あと、2、3年もしたら、きっと、新人君にそう言われるに違いありません。 「そうなんだよ。ICレコーダーで録音した音声を聞きながら、パソコンのキーボードを叩いて文字起こ...

ちなみに、Clove note βは2022年5月からサービスを始め、2024年11月下旬からフリープランが正式リリースされ、名称も「LINE WORKS AiNote」に変更されます。

β版は2025年3月にサービスが終了予定で、有料プランは2025年の春頃を予定。

サービス内容や機能の詳細はまだ明かされていませんが、プランには個人向けと法人向けがあり、個人向けプランは従来どおり無料(ただし600分/月→300分/月に縮小)で利用できるプランもあります。

公式サイト
https://note.com/clova_note

●Gladia

Gladia

高精度と評判の文字起こしサービスです。mp3などの音声ファイルをアップロードする方法と、YouTubeなどの動画コンテンツのURLからも文字起こしすることができます。

「フリー」「プロ」「エンタープライズ」の3つの料金プランがあり、フリープランでも10時間/月を無料で使うことが可能です。また、テキストでのエクスポートのほかにVTTなどの字幕形式でも可能。

個人的には上記のClove note βをメインに使っていて、月の使用時間(600分)を超えてしまった場合に、Gladiaを使うようにしています。

●Google AI Studio

Google AI Studio

Google AI Studioとは、GoogleのAI「Gemini」のモデルを無料で実験的に活用できるサービスで、mp3などの音声ファイルをアップロードして文字起こしが可能です。

最新版のGemini 1.5proで文字起こししてくれますが、上記2つのサービスと比較すると、文字起こしに少し時間がかかったり、途中で文字起こしが途切れたり、話者を識別してくれないなどのデメリットがあります。

その一方で便利な点が、文字起こし後に「要約して」とか「内容をもとに構成を考えて」などチャット形式で、文字起こしの内容の情報整理ができます。これは上の2つの文字起こしツールにはない機能で、とても役立っています。

2デジタルノート「Notebook LM」

NotebookLM

Googleがこれまで提供してきたGmail、Googleマップ、Googleカレンダーに匹敵する画期的なサービスだと思っています。

NotebookLMは、ユーザーがアップロードしたデータに基づいて、その情報に対応した質問に回答する機能を持つ生成AIツールです。

NotebookLMでは、基本的に事前に読み込ませたデータのみを参照して質問に対する回答を生成します。そのため、事前に取り込んだデータにない情報やリアルタイムの情報についての質問は回答されません。

以前、こちらの記事でGeminiはURLを入力して「要約して」と依頼すれば、きちんと要約してくれるのが便利だと書きましたが、その強化版といった感じです。

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官公庁から公表される文章や、論文、法律(法令)など、幅広い用途で活用できます。1つのテーマに沿ったノートを作成できるので、専用チャットボットを作ることができます。

例えば、マニュアルを読み込ませておけば、故障や不具合が発生したときに、いちいち該当ページを探さなくともチャットで質問をすれば回答してくれます。

オリジナルのNotebookを作って仕事に役立ててください。

3AI搭載検索エンジン

従来の検索エンジンとは異なり、AI技術を用いてユーザーの検索意図を理解し、より的確で包括的な検索結果を提供する検索エンジンです。

従来の検索エンジンは、入力されたキーワードとウェブページの内容を単純に照合して検索結果を表示していましたが、AI検索エンジンは、自然言語処理や機械学習などのAI技術を用いることで、ユーザーの検索意図をより深く理解し、関連性の高い情報を提供。情報収集が効率化されます。

おすすめのAI搭載検索エンジンは以下の3つです。

●Genspark

Genspark

基本的に無料で使用可能。AIコパイロットが搭載されており、ユーザーがページ内の内容について質問すると、関連情報を即座に提供します。

●Felo

Felo

基本的に無料で使用可能。日本発のAI搭載検索エンジンで、SNSからの情報収集も行っています。

●Perplexity

Perplexity

無料での検索は1日5回まで。使用は一般的にPerplexity Proという有料版を使います。Google AI出身の個人チームが開発したAI検索エンジンです。

4翻訳「DeepL」

DeepL

基本的にはGoogle翻訳を使う事が多いのですが、外国語のPDFやワード、パワポなども翻訳できる点が便利です。

5図解・プレゼン資料作成

画像生成系のAIは

●Gamma

Gamma

AIを搭載したプレゼンテーション作成ツールです。デザインスキルやコーディングスキルがなくても、プレゼンテーション、文書、ウェブサイトを簡単に作成できます。

例えば、「Gammaの導入を社内にプレゼンする資料を作って」と入力しただけで、簡単に以下のようなプレゼン資料を作ってくれました。

●Napkin

Napkin

テキストから自動で図解を生成できるAIツールです。箇条書きした内容を見やすい図解してくれてるので、プレゼン資料の作成にも使えます。

まとめ

個人的に利用頻度の高い順にAIツールを紹介してきました。

自動文字起こしは、今や仕事には欠かせないツールになっていますし、GoogleのNotebook LMは、AIを搭載することで従来のデジタルノートの機能を飛躍的に向上!

また、これまで情報収集はGoogle検索一択でしたが、AI検索エンジンで情報収集が効率化したのと同時に、情報の選択肢も増えました。

専門特化型のAIツールだからこそ、「何に使えるか?」で悩むことはありません。

ぜひとも1度触れてみることをオススメします。

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