「秀丸」で縦書き印刷するなら「秀丸パブリッシャー」は必須

最近では、書いた原稿をプリントアウトせずにPC画面上で確認・推敲するという人も増えているそうですが、私はどうしても一度プリントアウトして読まないとしっくりこない紙人間ですw

秀丸で書いた原稿ももちろん、一度プリントしますが、秀丸標準の印刷機能のままだと、縦書きでプリントできませんし、何かと不便です。
そこで、利用したいのが「秀丸パブリッシャー」という拡張モジュールです。

拡張モジュールなんていうと難しそうに感じますが、サイトからダウンロードして印刷設定を変えればすぐに使えます。
秀丸を使うなら「秀丸パブリッシャー」は絶対にあったほうがいいので、入れておきましょう。

秀丸パブリッシャーのダウンロードとインストール

「秀まるおのホームページ」の「秀丸パブリッシャー」から最新のバージョンをダウンロードします。

ダウンロードしたexeファイルをダブルクリックして「はい」を押してインストール

インストール先の指定で「次へ」をクリック

すぐに「インストールが完了しました」と出ますので、「完了」を押せば終わりです。

秀丸の印刷設定を変更する

上の「その他」から「動作環境」をクリック

左の「設定の対象」の下にある「印刷」をクリック
○「秀丸パブリッシャーを使用」にチェックを入れてOKを押します。

印刷の設定をする

[Ctrl]+[P]を押すとプリント画面が立ち上がります。

設定は、何を目的に使用するかにもよりますが、ここではタイルのように縦書きで書いた原稿を見た目のまま印刷する方法です。

原稿はこんな感じです。
1行14字詰めで2段で表示してます。

行番号を印刷する

設定する場所は、まずは
「設定一覧」の下にある「本文BOX」をクリック。

右の下の方にある
□行番号印刷 にチェックを入れます。

その下の行間は「0」になっていますが、行間をゆったり取りたい場合はプラダウンメニューから選びましょう。

また、「フォント(書体)」や文字の大きさ「サイズ」もここで変更可能です。これは、いくか試してみて良いものを選んでみましょう。

出版物の本文の多くは明朝体なので、明朝体が好きな人もいますが、ゴシック体のほうが線が太くて文字がはっきり読めますので、ゴシック体にしています。

1行の文字数と段組を設定する

「本文BOX」の下にある
「段組み」をクリック

右上の「段組み」が現在1段になっているので、ここは2段を選びます。
14字詰めのならA4サイズの用紙に2段しっかり入ります。

1段の倍入るので、紙の節約にもなりますからねw

その下の「折り返し文字数」は、「○秀丸エディタと同じ」にチェックを入れましょう。

縦書きと横書きの切り替え

「本文BOX」の一番下にある「縦書き」をクリック。

右に「縦書き」と「横書き」がありますが、ここも「○秀丸エディタと同じ」を選択しておきましょう。
こうしておけば、秀丸で縦書きしたら縦書きに、横書きなら横書きでプリントできるので、その都度設定を変える必要はありません。

印刷する前に「プレビュー」ボタンをクリックして確認しましょう。

OKなら上の「印刷」ボタンをクリック。ちょっとイメージと違うということなら、その左にある「×閉じる」ボタンを押して、設定し直しましょう。

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